子供の便秘

母乳からミルクに替える、ミルクの銘柄を替える、離乳食の開始などで赤ちゃんはいろいろな理由で便秘をします。
便秘は腸のぜんどう運動が弱まるためといわれています。
2〜3日便秘をしても、機嫌がよく食欲があるのであれば心配ないです！

3日程度排便がなく元気や食欲もなく、おなかが張ったりしていたら、水分を多めにとったり、おなかをマッサージしたりしましょう。
それでもダメなら綿棒にオリーブオイルを少量つけ、肛門に1cm程入れて、ゆっくり回し様子を見てください。

■便秘や便の異常で病院に行く目安
・激しくおなかが痛がるとき
・便秘のあとの便が黒かったり、ベタベタしていたり、血便だったとき
・かたい便が出たあと肛門が切れて出血したとき

■腸管出血性大腸菌（O-157）
強力な食中毒の一種O-157が日本中にパニックを引き起こしたのは1996年。
全国で9000人以上が発病し11人の死者が出ました。
O-157に感染すると下痢・腹痛・発熱・けん怠感に続き、大量の鮮血便がでます。

健康な大人で4日〜1週間くらいで治ることが多いですが、赤ちゃんや子ども、お年寄りなどは腸管から出血し、死に至る率が高いといわれている怖い病気です。
更に合併症や後遺症が残る例もあるそうです。