やけど
乳児の場合は、大人の手のひら以上のやけどや、皮膚がただれたり黒くなっている場合は、救急車で迅速に対処することです。
救急車が来るまで、患部を水道水で冷やし続けます(最低20分は冷やし続ける)。
やけどの範囲が小さく、わずかに赤みが残る程度で痛みのないときは、水道水でしっかり冷やしてから様子を見てもいいと思います。
例えば全身やけど事故の場合ですが、すぐに浴室で衣服を着せたままシャワーで冷水をかけます。
やけどがひどいときは一番上の服だけ脱がせて、下着や靴下などは無理に脱がせては駄目です!
無理に脱がせてしまいますと、皮膚が衣服と一緒にはがれてしまう危険性があります。
あせって一刻も早く病院へ・・・と思う気持ちもわかりますが、少しでも早く流水でしっかりと冷やす処置が大切です。
それによって結果的に症状の悪化を食い止めてくれます。
焦らずしっかりと冷やすことが肝心です!
冷やさないといけないといっても、氷水につけっぱなしにしてはいけませんよ!
赤ちゃんの皮膚は薄いため氷水につけっぱなしにしますと、冷やしすぎで正常な皮膚が凍傷を起こしかねません!
あと自己判断で薬などは塗らないこと。
顔や頭のやけど事故の場合は大きな病院に行くことです。