どうして下痢をするの?
離乳食のステップを早く進めすぎるのも下痢になります。
しかし、心配な下痢の原因はウイルスや細菌による胃腸炎です。
腸に病気があると水分を体内に吸収する力が低下することにより、体液の分泌が増え腸の運動が活発になり下痢になります。
そして、下痢をすることで腸内の悪者を排出しようとする防衛反応なんです!
ウイルス性腸炎のなかには赤ちゃんに多く見られるロタウイルス性胃腸炎がありますが、激しい嘔吐になり急速に脱水症状になるのが特徴です。
下痢したときのホームケア
まずは便を観察しましょう。
病院に連れていく場合は、便をおむつごと持参するといいです!
自宅で様子を見るときはこまめにおむつ交換。
とくにおしりに炎症起こさないようにケアすること。
水分補給はたっぷりです!
嘔吐もあるときは、しっかりと水分補給!
おしりのケア
・汚れたおしりは温かいガーゼやおしりふきなどで拭き取る
・回数が増えたら拭き取らずにおしりをぬるま湯で洗う
・洗ったあとはやわらかなタオルで軽く押さえる感じで拭く
湿気が残っているととかぶれやすくなるので、気をつけたほうがいいですよ。
常におしりの清潔を保つことです。
おっぱい・ミルク・離乳食
おっぱい・ミルク・離乳食は、いつもの1/2程度の量を回数を多くして与えること。
粉ミルクは1/2〜2/3に薄めます。
離乳食はステップを1段階戻すとともにヨーグルト、牛乳、脂肪の多い食材、柑橘類の果実は避けてくださいね。
離乳食のステップを戻すのは、普通の便が2度程度出てからにした方がよいです。