BCGとは
BCGは牛型結核菌を弱めた生ワクチンです。
結核菌の感染により起こります。
結核に対する抵抗力はお母さんから、子供はもらうことができませんので、新生児もかかる心配があります。
BCGの接種方法は管針法といいましてスタンプ方式で上腕の2箇所に押し付けて接種し、それ以外の所に接種しますとケロイドなどの福作用が出ることがあるので、絶対に避けなくてはいけません。
接種したところは日陰で乾燥させます。
BCGの副反応
接種後10日頃に接種局部に赤いポツポツができ、一部に小さくうみをもったりしますが、日がたてばかさぶたになり、接種後3ヶ月までには治り、小さなきずあとが残るくらいです。
決してこれは異常反応ではなく、BCGがついた証拠ですので心配はいりません。
ただし、接種後3ヶ月を過ぎても接種のあとがジクジクしているようであれば、医師に診てもらって下さい。
あと、他に接種した側のわきの下のリンパ節がまれに腫れたり、ただれたり、大きく腫れたり、化膿して自然にやぶれてうみが出ることがありますが、その場合も医師に診てもらってくださいね。