誤って異物を飲み込んだ
生後4ヶ月〜5ヶ月を過ぎますと、赤ちゃんは何でも口へ持っていきます。
直径4cm長さ5cm以下の大きさのものは、赤ちゃんの口に簡単に入ってしまいます。
そして、飲み込んでしまったら窒息の原因にもなってしまいます。
危険性のあるものは手の届かない場所に置くことです。
まず、誤って飲んでしまったら、飲み込んだものを調べます。
飲んだものによって吐かせてよい場合と、吐かせてはいけない場合があるのはご存知ですか?
それぞれ応急処置が異なりますので、医療の専門家の間では一般的に次のように言われています。
■応急処置 除光液、ベンジンなどの揮発物質
・何も飲ませない
・吐いた物が気管に入り肺炎を起こす危険があるので吐かせない
・吐かせないで至急病院へ
■たばこ
・何も飲ませない
・のどの奥を刺激して吐かせる
・吐かせて至急病院へ
■ナフタリン、防虫剤
・水を飲ませる
・のどの奥を刺激して吐かせる
・牛乳は絶対に飲ませないこと
・吐かせて病院へ
■漂白剤、トイレ用洗剤などの強酸、強アルカリ
・牛乳、卵白を飲ませる
・無理に吐かせると食道の粘膜を痛める
・危険があるので吐かせない
・吐かせないで至急病院へ
■金属、ボタン電池
・何も飲ませない
・吐かせない
・吐かせないで至急病院へ
・医療機関へ行くときの確認
何を飲んだか、いつ飲んだか、どれくらいの量を飲んだか周りをよく観察し、確かめることです。
誤飲したものの容器・袋・説明書などがあれば、持っていくようにするといいです。