風しんとは
風しんウイルスは飛沫感染によってかかる病気です。
軽い風邪の症状で始まり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主な症状です。
発疹も熱も3日間で治りますので、「三日ばしか」とも呼ばれることもあります。
合併症として関節痛、血小板減少性紫斑病(患者3千人に1人)、脳炎(患者6千人に1人)などが報告されています。
大人になってから発病すると重症になります。
妊婦が妊娠早期にかかると先天性風しん症候群と呼ばれる病気(心臓病、白内障、聴力障害)を持った子供が生まれる可能性が高くなります。
風しんワクチンを受けてない方は、妊娠前に受けておくことが大事です!
風しんの副反応
風しんワクチンも生ワクチンなので麻しん同様ウイルスが体内で増えます。
小児では接種後5〜14日に1.9%に37.5℃以上38.4℃未満の発熱、38.5℃以上の発熱が2.6%、発疹が1.3%、リンパ節腫脹が0.6%みられます。
ワクチン接種を受けた人から周りの人にうつることはありません。